「パワーヨガ」と聞くと、超初心者にはちょっとむずかしそうなイメージをおもちの方も多いのではないでしょうか?
ヨガベーシックに慣れてきて、そろそろちょっと別のレッスンも受けてみたいなーと思っても、次にどのレッスンを受けるかびびってしまってなかなか決められない方も…。
その気持ち、すごくわかります。
スポーツにもともと自信がない人ほどそうやって悩んでしまうものです。
そんな方にもおすすめなのが「やさしいパワーヨガ」。
わざわざ「やさしい」とついているレッスンですから、「できそう」じゃないですか?
今回は、LAVA歴=ヨガ歴で、まだ3ヶ月目の初心者の主婦の方が、実際に「やさしいホットヨガ」を実際に受けてみて、そのレッスン内容と感想をまとめてくれました。
参考にしてみてください。
やさしいパワーヨガのレッスン内容
運動量目安 2
ゆったりとした呼吸に合わせて、簡単な動きとキープを繰り返していくコース。
全身を丁寧に動かすことで無理なくコアが鍛えられます。
続けることで、集中力が上がり心身のバランスが整います。
初心者の方にも、パワーヨガ好きの方にもオススメです。
引用:LAVA公式サイト
LAVA(ラバ)のパワーヨガには、「やさしいパワーヨガ」、「パワーヨガ初級」、「パワーヨガ上級」と段階があり、やさしいパワーヨガは、運動量目安レベルが2で、実はコレ、ヨガベーシックやハタヨガビギナーなどと同じくらい。
ですので、パワーヨガだからって構える必要はありません。
初心者が受けても問題ないレベルのレッスンです。
(管理人解説
やさしいパワーヨガ、というレッスンは少し前まではなかった比較的あたらしいレッスンで、なかったときには、パワーヨガはいきなり「パワーヨガ初級」を受けるしかありませんでした。
やさしいパワーヨガがレッスンに加わったということは、やはり、パワーヨガ自体に少しチャレンジしにくいイメージがある人が多かったからじゃないかと推測できます。
初心者が、パワーヨガを身近に気軽にお試しできるために、LAVAがつくってくれたのがこの「やさしいパワーヨガ」だといえますね。)
レッスンはまず、正座で呼吸の練習から始まります。
あぐらからはじまるレッスンが多いので、ここがまず他のレッスンと違うところですね。
胸に手を当て、深く呼吸するところから、今度は胸とお腹に手を当てお腹をへこましたまま深く胸で呼吸する練習をします。
お腹をつかわずに、胸で呼吸ができるようになるとポーズが安定しやすいので、呼吸法からです。
呼吸の感覚がつかめたら正座のまま、脇腹を伸ばすポーズ、ねじるポーズです。
そこから、膝を曲げたダウンドッグを中心としたポーズ展開へ。
膝を曲げたダウンドックのポーズは、普通のダウンドッグより楽なので、まだ不慣れであっても思いっきり背筋を伸ばせます。
ダウンドッグから展開するポーズが続いたあとは、立ちポーズになります。
立ちポーズはわき腹を伸ばすポーズがおおく、そんなにきついと感じるものはありませんが、ここでは前屈からのルックアップへの流れが数回出てくるようになります。
これは、パワーヨガの中心となる太陽礼拝をかんたんにしたものです。
太陽礼拝の繰り返しからのポーズ展開…の流れを初心者にもついていきやすくしてあると感じます。
そして、体幹や下半身を鍛えるポーズもこのあたりにあります。
立ち木のポーズから弓を引くポーズなど、この流れは体幹が安定しないとぐらついてしまうところです。
立ちポーズが終わると、座って前屈の姿勢になります。片膝を曲げて前屈、膝を立てて捻るポーズを左右行います。
最後が、仰向けになって両足を揃え持ち上げる→一度床につかないところまでおろして→あげる→またおろして→キープ
これが案外きついですが、腹筋最後に鍛えます。
あとはストレッチ。
で片足ずつ膝を抱えももうらを伸ばし、両膝を抱え頭を上げて肩甲骨を伸ばします。
膝を立ててお尻を上げて下ろす、次は背中まで上げてキープ。
腕と肩で腰や背中を持ち上げます。
これが結構気持ちいいです。
片足を伸ばし反対の足をからめ倒す、顔は反対を向き腕は肩と平行に広げる。
腰や脇が伸びます。
最後は安らぎのポーズで少しおやすみして、終了です。
最後の挨拶も、やさしいパワーヨガではあぐらではなく、正座で「ナマステ」で終了になります。
感想
ヨガ初心者としては「パワーヨガ」ができるようになるっていうのはちょっとした憧れみたいなものがあったりします。
なんとなく。パワーヨガってヨガっぽいっていうか、ヨガやってる感みたいなのが高まる感じ。
少なくともわたしはそうでした。
ですので、たとえ「やさしいパワーヨガ」であっても、パワーヨガをかじることができたっていう気持ちが、ヨガをやっている楽しさ、自信につながります。
やさしいパワーヨガは、ヨガベーシックやハタヨガビギナーと比較すると、きつくはありません。
ダウンドックや太陽礼拝がたくさん出てくるものの、ダウンドックも太陽礼拝も初心者向けのきつくないバージョンですので、体をつかったという感じより、のびの気持ちよさを感じることができるレッスン内容になっていると感じました。
ポーズの展開ペースが、ヨガベーシックなどに比較すると早いので、最初は若干オロオロするかもしれませんが、インストラクターの方がすぐに気づいてアシストしてくれたりしますので、そのあたりは気にする必要もないでしょう。
パワーヨガのポイントはおさえつつも、呼吸法の練習からはじまったり、太陽礼拝やダウンドックがかんたんバージョンだったりとまさに「やさしい」です。
ヨガ初心者で、ヨガベーシックに慣れてきて、次のステップへいってみようかなーと思う方にチャレンジしてほしいレッスンです。
そして、「やさしいパワーヨガ」で自信がついたら、「パワーヨガ初級」にチャレンジという流れが無理がなくおすすめです